2016年8月20日土曜日

雑感 頭の中を整理する

金曜日に研究会の集まりがありました。
なんだか久しぶりに頭を使う機会だったのですごく疲れた。
考えを整理してみよう。

○「ファールチップ」

講師の方がファールチップになる実践が多いとおっしゃっていた。
この日の参加者、そして場を考えたときに、このようなことを言われたのは結構意味がある。

ファールチップ≒ファーストタッチの図工≒エセ子供主義。

芯を食わない実践をしておきながら、多様性が出た、とか、子供のありのままの姿、とか言っていてはよくないです。
見えてないリアリストは、創造性を要とする教科で、"子供の姿"なんてものを盾にして、ファールチップを量産する。




○「それって特活じゃない?」「図工の研究なんだよ?」

まさかまだそんなことを言っている人がいるとは思わなかった。
いつまでたっても内側ばかり向いてる、あかい保守。
むしろ聞きたいんだけど、なんで特活や総合を取り入れちゃダメなの?
境界的な研究てしちゃダメなの?
見えてないんだろうな。図工ってあなたがみているよりもっと広いのに。身近にあふれているのに。
自らの力で閉じた世界にしようとしている。
ドアは常に開かれているのにね。




○「子供の姿で考えようよ」

いまだに子供の姿ってどういうもののことをいうのかわからない。
場面場面で切り取られた子供の姿ね。
だれかわかるように教えてほしい。子供の姿って本当にあるの?
授業後だったら、ある程度は考えられるよね。現に見てるから。
(それも観測された行動でしかないけど。主観)
でも授業構造をつくる段階での子供の姿って何?
勤務校の児童から導き出せるある程度の予想のこと?
その予想のことだと、仮定すると、
「子供の姿が見えません」ってのは裏返して言えば、
わたしはそういう実践したことありません。
児童をその段階まで連れて行ったことありません。って言っているのと同義だと思う。



○共通すること

物事を捉える、「みる」ってことは重要なんだなと感じました。
自分ができている自信は全く無い。けど表明する上でできている必要は全く無い。
子供の姿ってのがあるのならみてみたいし、ファールチップもできれば打ちたくない。
いろんな人がいていろんな考えがあるから面白いんだよね。
不満を書いたらすっきりした。
題材は!?が子供の中でガツンとくるものでなければいけない。
なんとなく手渡すのではなく、そのバックグラウンドにあるものを子供が見ようとすれば理解できるように見えるように手渡すことが重要だ。壮大だと言われようとも、そこまで意図するのだ。
図工だけのためにやってんじゃないんだから。
そう思った。

1 件のコメント:

  1. 図工だけのためにやっているのではない
    その通りだ
    生きるためだ。

    ゆらゆらのベーシストは、凄いアクティブなベースを弾く
    あのバンドは、3ピースの限界に挑戦している。

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