祝２００記事！「姉妹校におくろう！」

絵皿に絵の具たらしてこれをつくって、撮影して、印刷して、再構成してコラージュしてました。切り刻んで、貼ったらかっこいいなあなんて思ってみてたけど、そのまま切って「美術館！」って言って鑑賞者もいっぱいつくって美術館みたいにして構成していました。思いがすごく込められていました。すてきでした。

でも。難しいところなのですが。すごく面白かったけど、もうひと味、踏み込んでほしいと言うか、思いは実現されたが、造形の思いは実現されていないと言うか、そんな風に感じるところがあるのです。造形にも思いがあるように感じられてならない。この子の場合、現象から始まった以上、現象の総体とかそれに関連するような造形性にもっと目を向けてほしいなあ、なんてのが無意識にあったのかも。普遍性をとるか、個人をとるかみたいな。まあそれも大人の勝手なあれだけど。

わたしと世界のどちらが歩み寄るかという話にもなるのかなーなんておもった。