2019展覧会計画２

題材を構成していく上でやっぱりバランスよく配列したい。かたよりなく、いろんな表現の有り様が見られるように。

例えば、１年生で家がテーマの題材があって、２年生でもテーマが家の題材があったらやっぱりちょっともったいない。題材の感じがかぶらないように、構成要素で題材を考えるのはどうだろう。

構成要素をいくつか組み合わせて題材をつくったり、題材を構成要素で考えて、「これとこれちょっと似てるなー」と検討したりできれば、結構いいような気がする。


【1.  題材のモチーフやテーマの要素】
私
家族
友達
人(赤ちゃん、じいさん、群像)
出来事（私周辺/社会）
身体(顔、手、身体)
建物(家、ビル、タワー、秘密基地)
食(和洋中、麺類、デザート、ハンバーガー、ごちそう、ドリンク、オリジナルメニュー)
衣服(帽子、靴、メガネ、カバン、オシャレ、ヘアー)
自然(陸、海、空、木、花、山、空気、風景、スケッチ)
季節(春、夏、秋、冬)
時間(朝、昼、夕焼け、夜)
天気(晴れ、雨、虹、雲、風)
未知(宇宙、夢、オバケ、怪獣、恐竜、宇宙人、妖精、天使、神さま、守り神、)
学校(勉強、教科、先生)
乗り物(電車、車、バス、飛行機、船)
生き物(動物:猫、犬、昆虫、魚、鳥)
もの(携帯電話、カメラ、時計、吹き出し、チャット、テレビ、番組、YouTube、SNS、PC、ロボット、ガチャガチャ、ゲーム、スイッチ、リモコン、自動販売機、筆、絵の具、家具:椅子、机、ランプ、風呂、階段、扉)
街/国/世界/宇宙
街(道、川、線路、山、海、橋、トンネル)
店・職(八百屋、魚屋、肉屋、電気屋、コンビニ、大工、運転士)
オリンピック(スポーツ、国際)
流行
郵便・手紙
本
写真
映像
プレゼント
実験
装置
仕組み
光/影
風/温度
心
気持ち
感じ
恋
言葉
文字
音楽

【2.  用具の要素】
鉛筆
色鉛筆
クレパス
コンテ
チョーク
ソフトパステル
ペン
ポスカ
水彩絵の具
アクリル絵の具
墨汁
はさみ
カッター
ダンボールカッター
ノコギリ
ペンチ
電動糸鋸
のり
ボンド
セロテープ
両面テープ
ガムテープ
ホッチキス
金槌
彫刻刀
ローラー
ヘラ

【3.  材料の要素】
紙
画用紙
ボール紙
ダンボール(板/波/箱/端材)
紙袋/包装紙
水
土
砂
石
土粘土
油粘土
紙粘土
液体粘土
草
花
木/枝
竹
木材(棒材/板材)
木材端材
竹ひご/丸棒
コルク
布
綿
フェルト/羊毛
糸/紐
毛糸
モール
ゴム
空容器
箱/筒
家庭用品(ボタン、割り箸、スプーン、スポンジなど)
ビニールシート/ビニール袋
セロファン
マスキングテープ
プラ板
プラスチックダンボール
発泡スチロール
針金/アルミ針金
金属
ガラス
磁石
鏡
ミラーシート
ライト
電子部品

【4.  題材の方向の要素】

行為や操作が先行する題材か

「感じ」を大事にした題材か（色や形で遊ぶ要素の強いもの）

イメージが先行する題材か

「思い」を大事にした題材か（色や形で表す要素の強いもの）

意味を求めるか/求めないか

【5.  時間の要素】

長い題材

短い題材

2019展覧会計画1

展覧会の計画を立てていく。

前提にしたいことを挙げてみる。


・作品の大小や定型、不定形にこだわらない。
　（図工のよさが伝わるように配慮する。）

・材料や素材が偏らないようにする。
　（紙、粘土、木材、自然材、身辺材、透明、鉄、など満遍なく。）

・題材自体や活動が生活とつながっていることを大事にする。
　（生活上の目的が思考する目的になる。）

・「なにを表すかが決まっているもの」、「なにを表すかが決まっていないもの」の題材配置のバランスをとる。
（例えば、すてきな帽子←→トントンギコギコなにつくる？）

・今大量にあるものを有効活用する。
（紙やすり、展開箱、鉛筆、発泡スチロール...など）

・自分が何を出品したいか選べるように、題材をいっぱいやる。
（みんな同じ題材の作品が並ぶのはできればやらないようにしたい。）

・職員となかよく展覧会をつくる。
（前々回は喧嘩した、前回は喧嘩しなかった、なので今回はなかよく。）

・子供をドキドキさせる。

・人間に向けてつくる展覧会にする。

また思いついたら追記しよう。