2016年1月30日土曜日

版画終わる。

いつからでしょうか。
わたしは版画が愛おしくて堪らないときがあります。
子供たちの手の“痕跡”それがまさに刻一刻と現われるのです。
彫ることのゾクゾクするような刺激と、刷ることの息を思い切りに吸い込んでハッととめるその瞬間。その子の二面性、いいえ、もっと違う、統合された個そのものが顕われる。そんな気がしてならないのです。その営みはなんと素晴らしいのでしょう。
ブラボー!!

版画インクのさっと洗い流される瞬間、これもまたブラボーです。

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